人の不幸は蜜の味

高校時代の友達が、出産したと年賀状が届き、五ヶ月。

最後に会ったのは、8年前くらい。

年賀状だけの友達。

何かハガキ一枚でも、

「おめでとう！ママ頑張ってね！」と返したいのに。

何だか、自分は、父死亡、手術だの、次は怪我だの、暗いことしか報告できないのかと思うと…。

返せない。

何で？幸せ自慢？と捻くれる自分もいる。

昔の、ネット仲間は元気か？と

ハンドルネームを調べる。

あれ？ツイッターに鍵が？

別のページには、3月に「仕事で躓いて、職場も身内も冷たい」と書き込みが。

そうか…悩んでるのは、
人生が上手くいってないのは

私だけでは、ないか…。

少しほっとした。

人の不幸は蜜の味というよりは、

少し味噌汁のような、いや

たまーに食べる、暖かいお蕎麦かな。

ちなみに私はうどん派だ。

うーん。蜜の味ではない。

私もネット友達も、

立ち上がりましょう、といいたいし。

たぶん、ネット友達も私をみれば

可哀想に、と思う反面

突然やってきて

リア充自慢されたらウザいだろう。

あの幸せ自慢(？)の年賀状の友達だって、

別に呪いたいわけでもない。

畜生ー❢って小梅太夫みたいにさけびたいけどね。

でも、今は「私は元気です。ママになったの、おめでとう」なんて、手紙は無理。