怪我ニートの備忘録(仮)

現在、怪我でニート中です。リハビリや家で思うことなどを気軽に書いてみます。

求人誌をもらいに行く勇気。

 

私は今、理由はどうあれ、無職。

家事をしても、別にお小遣いなんて入らないぞ。

 

だから、お店に入るのが嫌。

欲しくなるから。

欲しくなると、母に借金して買うか、手持ちの小銭を数える。

 

情けないね。

でもさ、私なんでこの前、借金してトイレの洗剤買ってんだろうね。

勤めているころから家の細かい備品買っているけどさ。

 

大きな家電や中古車を買った正社員の兄は英雄。

私は、細かい備品をこの三年くらいで十数万円使ってもクズ。

 

兄と収入がそもそも違うんだけど ムカムカ。

 

足はまだ不調もあるけど、数キロ歩けるようになってきたから

無収入から抜けたい。

最初はパートや短期アルバイトでもいいかも。

 

 

私の今、地味に嫌なこと。

スーパーやコンビニに入って、求人誌もらうこと。

 

誰かに店内で見られたら?万引きと間違われないか?

知り合いがいたら?

いや、知らない人でもバカにするかも…

 

ネットで見る手もあるけど、

あれで見ると、パケット食うのと、ずっと見てしまう。

それに一度でザッと読める求人誌の方が好き。

 

うちの少し離れた町を散歩していたら、

お店のすぐ入り口の真横に置いてくれる

いいスーパーを発見した。

 

これで店内入る必要はない。ありがとう。

 

さっそく今日もらいに行った。

しかし!

おばさんがずっと入口そばに(求人の棚のそば)

自転車を置いて離れない。

 

『ちょっとおばさん、なにのそのそしてんの?

どいてよ。

私はこの求人をリュックに入れるところみられたくなくて、

ここまでわざわざ散歩で来てんのにー』

 

どかない…。うざい(失礼だけど)。

 

『うううどけー』

 

どかない。スーパーに入る客が集まってきた。

 

しかたない。もうみんなの前で入れたよ。

 

するとおばさんは自転車から離れて、入り口の特売品見に行った。

 

その15秒後バイクに乗ってきた、ヘルメットつけたままの兄さんが

求人誌をさっと持って行った。

手を伸ばしたあと、周りを少しキョロキョロした兄さん。

 

求人の為だけに、ここへ立ち寄るのは、

私だけではなかったっとホッとした。